(2023年1月31日公開)
ピアノコンサート「田中邸に響く音」当日の動画を公開します。
タイトルロールのBGMは、ブルグミュラー25の練習曲より、《舟歌》です。たなかすみこはこのブルグミュラー25の練習曲を愛し、最晩年まで弾き続けていました。1962年(昭和37年)にはピアニスト豊増昇との共著で、この曲集の解釈版を出版しています。その後1981年(昭和56年)1982年(昭和57年)には単著で出版しました。
エンドロールのBGMもまた、ブルグミュラー25の練習曲より《アヴェ・マリア》です。この《アヴェ・マリア》を女声合唱に編曲をして、たなかすみこ主宰「全国いろおんぷ協和会」の合唱サークル、「協和会コーラス」の定番曲として長らく歌われました。
どちらも「田中邸」でよく演奏されていた曲です。
田中規矩士の作曲を少し 武蔵賛歌のタイトルロールは、J.S.バッハの前奏曲BWV846aです。この前奏曲は、あの有名なバッハの平均律クラヴィ―ア曲集第1巻1番前奏曲BWV846とそっくりですが、途中から変わっていきます。こちらのBWV846aは初期稿と言われています。この曲をチェンバロにて。
平均律クラヴィ―ア曲集第1巻1番前奏曲BWV846も、たなかすみこが愛した曲でした。
BGMの演奏はすべて錦織麻里が担当しました。
第1ステージ 錦織麻里
第2ステージ にしきさゆり「たなかすみこいろおんぷを語る」
「いろおんぷ全国大会」などで行われていた「講習会形式」を動画で残し、そして動画配信が出来て良かった。関係者のほとんどが鬼籍に入りましたが、にしきさゆりがこの時代に間に合いました。
第3ステージ 野澤利恵
田中規矩士の作曲を少し 武蔵賛歌
鈴木様の製作インタビューがこちらにあります。
https://nanawata.com/ctrl/wp-content/uploads/2022/11/suzukinozomi.pdf
「ちょっと古風な雰囲気のメディアミックス」(6枚目)というのが「ああ、正にその通り。手触り感がある故に、何か多くのイメージが膨らむ空間」と思いました。
最後に鈴木のぞみ様、CAFE & SPACE NANAWATA様に御礼を申し上げます。